バフェットさんは飲み物の王者が大好き!
あの投資の神様と言われるウォーレン・バフェットさんは1988年、自身の持ち株会社であるバークシャー・ハサウェイを通じて飲料大手のコカ・コーラ ( KO )の株を購入し始めました。
コカ・コーラの時価総額約 2,440 億ドルなんだけど、なんとその約 10 分の 1 に相当をバフェットさんが持っています。
バフェットの成功を考えると、なぜ彼が特定の銘柄を好むのかが気にな離ませんか?
今日はコカ・コーラがどんな会社なのかについて書いていきます。
ちなみにバフェットさんは本当にコーラが好きで、毎日飲むらしいですよ。
コカ・コーラは業界のトッププレイヤー
Coca-Cola は世界最大の飲料会社です。
過去 12 か月の収益は 410 億ドル。パンデミックの減少から力強い復活を遂げていますね。
2022 年度第 2 四半期 の売上高は、昨年からのすでに好調な数値に加えて 12% 増加。
1 株当たり利益は減少したけれど、これは
- サプライ チェーンの問題
- コストの増加
- 世界的なインフレ
という外的要因。
非常に高い収益を出せるビジネスモデルを持っています。今は外乱で下がってるだけ。
コカ・コーラ社の強み
コカ・コーラって世界中で飲まれてる。海外旅行に行くと、結構先進国ならどこの国でも買えることに気づくと思います。
これがコカ・コーラの強さなんですよね。
先進国市場での市場シェアは 14% で、世界全体の 20%!
新興国市場での市場シェアはわずか 6% であり、これが世界全体の 80%も占めます。
まだまだ市場の拡大が見込めるということですね。
この拡大市場に向けて数十年にわたるサービスを通じて磨かれた比類のない配信ネットワークを活用しています。
しかも、売上に応じて確実に増加する多額の現金ポジションにより、新しい飲料やその他のベンチャーに投資して、より大きな市場シェアを獲得することを狙っています。
コカ・コーラの地位はすでに高いけど、さらに高い目標を掲げているよ。
市場評価や配当も◎
コカ・コーラ株の株価収益率 (PE) は約 26 。
これはこの株のかなり標準的な評価と言っていいです。
市場のボラティリティにもかかわらず、過去数年間は比較的安定してるし。
ご存じの通り、今年は株はガンガン売られてるけれど、他の消費財株と比較するとそれほど安くはなってないんですよ。
株が売られる下落相場ではリスクの高い銘柄から売られていくものです。
つまり、あまり株価が下がっていない銘柄は安全資産と考えられてるってこと。
その観点でコカ・コーラの株価はどうかと言うと、 2022 年の下落幅はS&P 500 は 24% に対して、コカ・コーラは4%と、成績はるかに上回っています。
PERで見てもダウ・ジョーンズの平均 PE 比率の 17 と S&P 500 の平均 PE 比率の 18 より良いです。
これは、コカ・コーラ社がこの市場で非常に強いから。
そして、その配当利回りはとても際立っているよ。
S&P 500 の平均利回りが 1.79%であるのに対し、現在の価格での利回りは 3%。
コカ・コーラは、パンデミックの初めに売上が大幅に減少したにもかかわらず、配当を増やし続けていて、依然として好調!
その結果、60年連続増配の配当王!
コカ・コーラが好まれるのはやっぱりこの点ですよね。
また、2022 年中に 5 億ドルの株式を買い戻す予定の自社株買いスターです!
コカ・コーラは高配当株の選択肢。
ビジネスモデルが非常に強く、業界の支配者的存在で、配当利回りが高くしかも増配し続けています。
だからこそウォーレン・バフェットが大好きな銘柄なわけです。
ドル高と景気低迷が株価を圧迫していますので、
強いドルが短期的に全体の売上高を抑える可能性が高いですが、
長期目線ではかなりお買い得な状態と言えます。
高配当投資をする場合にはポートフォリオとして検討するのもいいと思います。
このコカ・コーラ株のような高配当でビジネスモデルも強く、業界で支配者的な存在の企業の株は長期に持っておける。
そんな銘柄を知りたい人は、オックスフォードクラブという米国の投資顧問会社の発行するメルマガを読むといいよ。
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今日も最後まで読んでくれてありがとうございます!
良い投資を!
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