年初から下がった株価がなかなか戻らない・・・。
ウクライナ問題や金利引き上げなどの不安要素が多くて株式投資をやっていていいのか不安だ。
こんな声がたくさん聞こえる。
そのため、今回は、
現在のような不安定な時期に投資家として覚えておきたいことを書くことにする。
最初に、不安定な時期に覚えておくべきことの結論だ
- ビジネスモデルが強く、業界の支配者的存在の企業の株を選んでいること。(または成長が確信できる理由があること)
- 10以上の複数の銘柄を保持してリスク分散していること
- その銘柄はセクターやビジネスモデルが異なる企業に分かれていること
- 少なくとも5年間は株を持ち続けること(株価の短期的な上昇、下落によって株を売買しないこと
- 今後3年以内に必要になる可能性があるお金を株式に投資しないこと
ロシアによるウクライナへの侵略。

その情勢が毎日変わり、株式市場も毎日のように大きく変動している。
最近は、あまりに市場の不確実性が高いこと、さらにロシアの行動によって、
「FRBが計画していた積極的な金利の引き上げを思いとどまらせるかもしれない・・・」
という期待によって、株は少し安値から高値に反転している。
S&P 500は現在、高値から10%以上、Nasdaqはベアマーケットの安値に近づいている(2021年の高値からほぼ20%下落)。

私たちが今直面しているような過度の不確実性は、多くの投資家にとっては強烈な不安だよね。
コロナ以降に投資を始めた人は株価がうなぎ上りでS&P500やVTIに投資していても20%も上昇するという異常相場だったので、今のこのような規模の地政学的なリスク化で投資した経験がなく、
「もう株式投資はやめた方がいいかもしれない・・・」

こんな風に思っているかもしれない。
もし、長年の経験があっても、以前経験したリスクとは状況も違うだろうから不安に思っているかもしれない。
こういった不確実性の高い時期こそ、適切な方法で投資を継続していくことが大切。
Contents
株価が10%から15%下がるということはそんな珍しいことじゃない

数十年前にさかのぼると、S&P 500指数はおよそ12か月ごとに10%、2年ごとに15%下落している。(一時的にね)
そして、4年のうち1年は年間利回りがマイナス。

それでも、1928年からず〜っと5年間の期間で見れば、市場は90%の確率でプラス成長を遂げてきている。
その期間には、不況、戦争、スタグフレーション、石油危機、テロ攻撃などが含まれている。
持っている株の企業のファンダメンタルが強いなら、少なくとも5年間は買った株を保有する

長期投資先はファンダメンタルの強い銘柄を買うこと。ビジネスモデルが強い、業界で強い優位性を持っている、などね。
そのような株を持っている限り、時間は株式投資をする個人投資家にとっての味方だ。

市場にとどまることが将来の投資の成功の重要なポイント。
特に不安定で神経質な時期には、数か月ではなく数年間投資を維持することが大切だよ。
今は市場を離れる時じゃない。投資をやめないようにしよう。
個々の株式のボラティリティは、市場のボラティリティよりもはるかに高い

米国の平均株価は、5年間で見ると、S&P500の2倍の変動がある。
私たちは今これを経験している。
Nasdaqは2021年の高値からほぼ20%下落だけど、
Nasdaqの個々の株の71%は高値から20%以上下落してる。

さらに、44%が50%以上のマイナスだ・・・!
あなたの株が20%以上下がる事態は想定の範疇
個人の株式所有者として、僕らはさまざまな理由で、(今回の地政学リスクもその一つ)
持っている株式が急激な下落に見舞われる可能性があることを覚えておく必要がある。
これは、一般的な景気後退が原因の可能性もあるし、
または、特定の企業にとって深刻な状況である可能性もあるよね。

でもそれはいつでも起こりうること。
今までの歴史を振り返れば、世界最高の企業群の株だって短期間で見たら株価をガクンと落としている時期が必ずある。
だからこそ、ポートフォリオを業界やセクター、ビジネスモデルが異なる企業にに分散させる必要がある。
それは万能薬じゃないけど、リスクのバランスを取るのに役立つ。
最終的にはすべての市場の安値は再び高値に戻る。

最終的には、すべての市場の安値は高値に跳ね返る。それはS&P500の長期チャート見ればわかる。
ただ、それがまだ起きてないだけで、そしてそれは、それは一晩で起こるわけじゃない。
S&P 500が10%から20%引き戻して回復するには、平均して数か月かかる。
大幅な下落から立ち直るのに時間はかかるけど、それでも常に、確実に回復してきた。

ただし、すべての個別の株がそうであるわけじゃない。
いくつかは今の安値から、少し戻すだろうけど、もとの高値に戻ることはない銘柄も当然ある。
だからこそ、長期投資する銘柄はファンダメンタルが十分強い銘柄に絞ることが大切。
そうすれば、時間の経過とともに持っている銘柄が僕らに富を授けてくれる。
業界の支配者的企業は最後には勝つ!
業界の支配者的企業は、短期的に株価が停滞したとしても、時間の経過とともに株価は上昇していく。
含み損の期間が長いほど、精神的につらいことはわかるけど、そのような株を持っているなら、一時の下落で株を売らないように耐えたほうがいい。

歴史を振り返れば、長期投資家が成功している。
時間の経過とともに、米国のGDPは成長する。
そして特にアメリカの企業は新たな価値を創造して世の中を良くしていくのだ。

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ベアマーケットとは、下落相場、弱気相場のこと。 相場が下落する様子を、熊(ベア:Bear)が腕を振り下ろす動作に例えて表現している金融用語だ。