中国株の下落が止まらない。
先に結論を言っておくと、
①中国企業のいくつかが米国市場上場廃止の可能性を指摘されているため。
②コロナが中国で再燃しており、経済活動の停滞が懸念されているため。
特に、上場廃止の懸念は多くの中国株に打撃を与えているぞ。
株価の下落が止まらない
投資家が多くの中国企業から逃げだしている状態が続く。
Nio (ティッカー:NIO)を例にする。

株式は3月11日の月曜日のオープン時に墜落状態。その後も下落が止まっていない状態。

年初から見ても下落はひどいものだ。

CBWEはもっとひどい状態
CBWEという中国IT関連の2倍ETFという銘柄がある。
SNS界隈でもこちらの銘柄に多額の資金を投入してらっしゃる方々を見かけるが、かなりひどい状態。

なぜ下落が止まらないのか?

中国株はいろんな角度から打撃を受けている。
第一に、投資家は現在、米国の取引所からの上場廃止の可能性を恐れて、多くの中国株から逃げている。
上場廃止の懸念がどこから来ているかと言うと、
2020年12月に法制化された外国企業責任法(HFCAA)からだ。
先週、米国証券取引委員会(SEC)が米国上場の中国企業のうち規制に準拠していない企業があると指摘。
米国の法律によれば、外国企業が3年連続で適切な監査慣行に従わない場合、株式は上場廃止となる可能性がある。このような違反企業が5社リストアップされた。
Nioはリスティングされた企業の1つではないが、中国企業のコンプライアンス(法令順守)やモラル欠如の懸念から大きな懸念を投資家が抱いたということだ。
これらの懸念は、先月だけでほぼ40%下落したNio株の最近の売りを強烈に悪化させたわけだ。
NIOの対応は?
ニオ株は、先週香港証券取引所に上場。
これは多くの投資家が米国の証券取引所からの上場廃止の可能性を懸念した結果とみている。
Nioは、SECの指摘を回避するために、適切な監査手順を適用するかどうかについては・・・述べていない。
こういった点からも後ろめたいことがあると投資家は考える。
実際、規制に準拠しておらず、規制当局によって対応せよと指示が入った場合には、3年ほどの時間がかかると言われている。
コロナの影響

現在中国でコロナが再燃中。
そうすると、一部の主要都市で新たな封鎖が発生するため、現在中国で事業を行っている企業の業績大きな懸念が出ている。
ただ、現状は投資家の不安が実際のリスクよりもずっと多くの不確実性を引き起こしているとは思う。
それが売りの急増を増している状態だ。
ただ、Nioの経営陣は、HFCAAに準拠する計画に取り組んでいない。
あなたが中国株に投資しているなら、その投資先がHFCAAに準拠しているかどうかに本当に注意したほうがいい。
その判断ができないのであれば、早々に資金を引き揚げた方がいいかもしれない。
特に、これからウクライナ問題でさらに下落する要素もある。
このように中国のカントリーリスクはもともとかなり大きく、レバレッジをかけた投資はしない方が賢明。
やるにしてもわずかな資金でやるべきだ。

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