人工知能（AI）ソフトウエアが投資かからすごく注目されていますよね。
最近のAIブームはどこから来てるかと言うと、
新興企業の”オープンAI”が利用者の質問に自動で答えるチャットボット「チャットGPT」を発表したことが発端。（2022年11月末）
チャットGPTのユーザーは1月に1億人を突破！ TikTokよりも速いスピード成長してる。
ChatGPTのニュース見てると、
日本では学校の先生がテスト問題をつくらせたり、漫画家はＡＩにイラストやストーリーを描かせたりしてます。
２カ月間で社会はすごく変化しています・・・！
この先、人間はＡＩを上手に扱えるかが社会を生き抜く上で重要になりそうで、個人的にはすごく怖いんですが・・・、
投資のチャンスというのは確実！
AI研究は1950年代に始まって、途中、2度にわたるバブルで盛り上がっては落ち込むを繰り返してきました。
現在は第三次ブームと言われていますが、今後はAIが人類の知能を凌駕する「シンギュラリティ」を迎える可能性も現実的になってきました。
そのため、今年は株式市場でも有力投資テーマとしても注目される年になりそう。
長期的に成長していく産業でもあるので動向を知っておいた方がよいと思い、まとめました。
そもそもAIとは？
コンピューターは数字を処理することには優れているけれど、言語処理、視覚認識、物体の操作、推論、計画、学習など、人が簡単にできるようなことは得意じゃないんですよね。
そんなコンピュータと違って人工知能 (AI) は、ディープ ラーニングや機械学習など、通常は人間の知性によっておこなうようなタスクを行うものです。
今、社会は人工知能をどのように使ってるのか。
AIは、膨大な量のデータを使って機械学習することで作られます。
大量のデータでシステムをトレーニングするってことですね。
次に、訓練されたシステムを使って、見たことのない新しいデータについて予測をするのがお仕事。
代表的な例は、画像内の特定の物や人や動物を検出するシステムですね。
企業は主に 2 つの方法で人工知能を採用しているよ。
多くのテクノロジー企業は、AI を使ったロボット工学、自動運転車、仮想アシスタントなどで、既存のビジネスをより強固にしています。
例えば、
Google (GOOG ) は、AI を使用して Gmail ユーザーのスパムを除外しているし、
Amazon (AMZN ) は AI で顧客に商品を推奨しているし、
Netflix (NFLX ) は AI を使用してユーザーにコンテンツの作成とガイドをしているんですよ。
これらは自身のビジネスをAIを使って強固にしているタイプの企業。
もう一つのタイプがあるんですよ、AIを利用する方法として。
AIを作る上で必要なハードウェア、ソフトウェア、サービス、または専門知識を販売することで、利益を得ている企業です。
こちらが真の人工知能株であり、注目しなければいけない分野です。
ここから、AI分野の観点で具体的に注目すべき銘柄を紹介していきますね。
この銘柄の中には、チャットGPTブームで現在60％の株価上昇をしている銘柄もあるので、必見です！
テンバガーも夢ではないかもよ！
注目すべき５つのトップAI株
結論から言うと、以下の5つの銘柄に注目するといいです。
- エヌビディア ( NASDAQ:NVDA ) ：グラフィックチップと自動運転車
- IBM ( NYSE:IBM )：業界全体で人間の知性を強化
- マイクロン テクノロジー ( NASDAQ:MU ) ：データセンターや自動運転車向けメモリーチップ
- アマゾン ( NASDAQ:AMZN )：音声起動技術、クラウド コンピューティング、e コマース
- C3.AI ( NYSE:AI )：サービスとしてのソフトウェアを使用して、エンタープライズ規模の AI アプリケーションを提供
それぞれの銘柄の解説をしていきますね。
1.エヌビディア
グラフィックス チップの大手企業である Nvidia はまさにAI ブームに乗って利益を上げている企業です。
機械学習のトレーニング フェーズでは、多くの計算能力が必要で、ＡＩ企業に必須のハード・ソフトウエアを供給しているからですね。
機械学習が終わるとＡＩは本来の目的の「自分で考える」という段階に移ります。
こうなると必要な技術や部品が少なくなっていくんだけど、
エヌビディアのグラフィックス プロセッシング ユニット (GPU) チップは、両方のフェーズを適切にサポートできるように設計されてるんですよ。
そのため、Nvidia のデータセンター事業は、同社の総収益に占める割合が着実に増加していってます。
2022 会計年度の収益ではゲーム業界でトップになる見込み。
データセンター事業は全部がAI 関連というわけじゃないですが、
Nvidia のグラフィックス カードはさまざまなデータビジネスの高速化に使われていて、かつAI は会社の成長の原動力の 1 つです。
そして、エヌビディアが高い成長率をしていく理由のもう一つは、自動運転分野にも大きく成長しているからです
Nvidia は、自動運転に必要なハードウェアとソフトウェアを開発していて、ドライバー支援機能や完全自動運転の強化に必須の企業です。
詳しくはこちらの記事を読んでみてね。
自動運転車は、複数のセンサーやカメラからの大量のデータをリアルタイムで処理して、歩行者や他の車両などの物体を検出し、複雑な決定を下す必要があるとても難易度との高い技術の集まりです。
僕は自動車業界のソフトウエアエンジニアなので、ここら辺の事情はとても詳しいよ。
これを実現するには、膨大な量の計算能力を必要として、それはまさに Nvidiaが提供できるものというわけ。
Nvidia のグラフィックス カードは、いつの日か 他の企業が開発したAI 専用のより専門的なプロセッサに取って代わられる可能性はあるけど、
今のところ、同社は独走状態と言っていいです。
そして、その背景を踏まえて、株価は昨年後半から復活傾向！
2.IBM
IBMは誰もが知る老舗のハイテク銘柄。
このレガシー テクノロジー企業は、ハードウェア、ソフトウェア、そしてサービスを大企業の顧客に提供する統合プロバイダーです。
IBMについてはこちらの記事で超詳しく書いてあるよ。
IBM のAI への戦略は、テクノロジーによって人間の知性を増強して、効率を高め、コストを削減するということ。
ヘルスケア業界では、IBM の AI テクノロジーを使用して個人に最適化した医療プランを作成するサービスができています。
そして新薬を市場に投入するプロセスを加速して、医療のケアの質を向上させているんですね。
金融業界では、IBM は AI を使用して、厳しくなる金融規制の法令対応という困難なタスクでクライアントを支援していたりもします。
例としては2016 年の Promontory Financial Group の買収のときなどですね。
AI 製品とサービスの市場は細分化されているけれど、IBM は業界をリードしていると言える。
IDCという市場調査会社があるんですが、この会社がI、
IBMをAI ソフトウェア プラットフォームのリーダーとしてランク付けしています。
IBM は変革を進めている複雑な企業。
なので、IBMにとってAI は唯一の成長機会ってわけではないです。
でも、AI ブームの恩恵を十分に受けることができる企業への投資を検討しているのであれば、IBM は良い選択と言えますね。
3. マイクロン・テクノロジー
Micron Technology は、いわゆるコンピュータに入ってるメモリを作ってる会社。DRAMとか、フラッシュメモリとかだね。
同社が製造する製品のほとんどは汎用的な製品で、需要と供給によって価格が決まります。
そのため、メモリチップの供給過剰が起これば価格を大幅に押し下げる可能性があるわけです。
2021 年は、モバイル ネットワーク、 5G、クラウド コンピューティングの成長に後押しされて、メモリ チップの需要が旺盛でした。
今、自動車セクターの回復と半導体の不足により、マイクロンの メモリチップの価格が上昇しています。
利益が急増していて、1 株当たり利益は非常に高い成長をしています。
今後、メモリ チップの需要は高まるばかりで、特に AI 業界ではその傾向が顕著。
自動運転車が良い例ですね。
すべてのセンサーとカメラは1 秒あたり約 1 GBというほどの大量のデータを作ります。
つまり、AIシステムには、大容量のメモリが必要ということです。
今後もっとAIが載ってくるスマートフォンも同じです。
たとえば、最近の iPhone では、AI とカメラ機能を使用して画像を改善してたりしますよね。
とても大きな需要があるということ。
マイクロンは、汎用製品がほとんどなので、収益が不安定になる可能性はあります。
でも、長期的には AI がメモリ チップの需要を押し上げていますし、短期的にもマイクロンの見通しは明るいと言えますね。
マイクロンは AI株として良い選択と言えますよ。
4. アマゾン
おそらく、Amazon ほど広く AI を使用している企業はないですね。
Amazon はオンライン小売業者として始まったけど、常にテクノロジーが会社の中核にある企業です。
業界をリードする音声起動テクノロジーのAlexaとかですね。
それからAmazon Go レジなし食料品店とかも。
Amazon のネット販売ビジネスも AI に基づいて構築されているんですよ。
これは、ユーザーへネット販売、ビデオ、音楽ストリーミングの最高のおススメをするためのＡＩ機能が載っているから。
商品のランキング決定もそうですよね。
Amazon の物流もそうです。
AI の優れた能力の恩恵を受けていて、配送の精度と効率を向上させるためのスケジューリング、経路変更などに役立てています。
アマゾンが目指してるドローン配達もそうです。
更に別の AI アプリケーションになるでしょうね。
AI がAmazonの競争上の優位性の重要な要素であることは明らか。
ＡＩをベースにしたe コマース、e ブック、クラウド コンピューティング、ビデオストリーミング、音声起動技術などの新技術の最前線に立っています。
5. C3エーアイ（C3.ai）
C3.ai は、会社名の「ai」とティッカーが示すように、純粋な AI 株に最も近いものかもしれない。
4つめまでの企業は、AI に関連する事業を行っている大手ハイテクまたはチップ メーカーだけど、
C3.aiはもっとAIの全体を対象にしたビジネス。
企業が大規模な AI アプリケーションを展開できるソフトウェアを提供するSaaS 企業です。
「SaaS」は「Software as a Service」の略で、「サース」または「サーズ」と読むよ。企業が提供するクラウドサーバーにあるソフトウェアを、インターネットを経由してユーザーが利用できるサービスのことです。
C3.aiのサービスは、ソフトウェア開発のコストとリスクを削減して効率的に開発するツールを提供しています。
たとえば、米国空軍も使ってるんですよ。
C3 AI Readinessというツールを使って、航空機システムの障害を予測し、必要な交換部品を特定。
結果、任務能力を高めるための新しい方法を見つけるのに役に立っているようです。
ヨーロッパの公益事業会社Engie （ENGIY ) は、C3 AI を使用してエネルギー消費を分析して、エネルギー消費を削減するということもしています。
AI SaaS 市場はどんどん進化していて、Amazon やMicrosoftなどが競合になる可能性はけれど、、、、
ただ、C3.aiはこの独自のポジショニングによってAI分野の支配力が非常に強いと言える。
そのため長期的に勝者になる可能性が高い。
機械学習株
ここまでで紹介してきた銘柄はすべて機械学習テクノロジーを使用しているものだね。
その他、２つ紹介するよ。
Alteryx (AYX )
Alteryx は、データ分析ソフトウェアのプロバイダー。
データ ワーカーが幅広い分析およびデータ サイエンス ツールを使用して問題を解決できるようにする。
その製品の 1 つの Alteryx Intelligence Suite は、
モデルを構築するための自動モデリングや自然言語処理などの機械学習機能を提供している企業です。す。
DocuSign ( DOCU )
DocuSignは AI を活用したデジタル署名ソフトウェアを提供する企業。
この分野ではリーダーと言ってよくて、近年機械学習に大きく進出しているよ。
2020 年にはSeal Software を買収。
Seal Softwareは機械学習で企業間で契約する時のチャンスとリスクを提案する契約分析会社。
BIDU
中国の検索エンジンのバイドゥも「アーニー」というChatGPT類似サービスを投入するよ。
漢字では「文心一言」。
香港、米国市場で爆上げ中。
百度は数年にわたりＡＩの研究に数十億ドルを投じ、大規模機械学習モデルのアーニーに何年もデータを使って学ばせているので、期待大。
ディープラーニング株
ディープラーニングは人間の脳に似せようとしたシステムで人工のニューラル ネットワークを使って機械学習するもの。
これは最も高度な人工知能で、自動運転車などの技術に不可欠。
ディープ ラーニングは、予防医療などの分野で急激な進歩を遂げていて、人間の入力を必要としないという点で機械学習とは異うんですよね。
従来の機会学習は人間がデータを読み込ませて学習させますが、
ディープラーニングは自分でデータを収集して学習を勝手に進めるってことです。
ディープ ラーニングと密接に関連している企業の 1 つは Nvidiaです。
Nvidia の GPU チップは、ディープ ラーニングを使用してデータ センターに電力を供給して、自動運転やクラウド コンピューティングなどの機能を実現しています。。
Googleは、自動運転車のスタートアップである Waymo を含む多くの事業を通じてディープラーニングと関連している。
AIは成長ビジネス
AI システムへの総支出は、2019 年の 375 億ドルから 2023 年には 979 億ドルに達すると予測されています。
特に、2023 年までの 5 年間では、AI セクターは年率 28.4% で成長すると予測されています。
AI 市場はすでに大きく、急速に成長しているので、多くの企業が AI から利益を得ることができる。
成長産業の株を買うことはリスクも伴うけど、今日紹介したAI 株の中で上位のものばかり。すべて検討する価値がありますよ。
最後まで読んでくれてありがとう！
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