この記事のキーポイント!
✓ 『スイングトレードがうまくいかない・・・』
✓ 『利益が出る時もあるけど安定しない・・・』
✓ 『売買のための指標がたくさんあって迷ってしまう』
こういった疑問に答えます。
[記事の信頼性]
この記事を書いている僕は自動車関連の設計エンジニアをしつつ、株式投資で稼いでいる副業トレーダーです。米国株投資歴は8年目。
基本的にスイングトレードで資産作り。2割程度の資産で成長株投資してます。
資産は2024年末で大体6400万円ほど。
最初はかなり損をしましたが、2020から利回りは3割を超えており、信憑性がある記事と思ってもらえると思います。
どうも、ヒロフキンです。
今回は「スイングトレードで勝てない人向け」の記事です。
先日にこんな質問をもらいました。
スイングトレードを始めたのですが、全然うまくいきません……。
何か改善策はありますか?
結論からいうと、**スイングトレードで勝てない原因は「売買ルールの曖昧さ」と「メンタル管理の甘さ」**に尽きます。
ちょっと厳しめですが、僕も昔はスイングトレードでボロ負けしていた時期があったので、その経験から学んだことをシェアしますね。
1. スイングトレードの特徴【保有期間がカギ】
まず前提として、スイングトレードとは数日から数週間の保有を前提とした中期売買のこと。デイトレードほど頻繁に売買しない代わりに、トレンドの流れをしっかり捉えるのがポイントです。
- メリット: 1日の値動きに張り付かなくてもOKなので、会社員でも挑戦しやすい。
- デメリット: 保有期間が長いため、急な暴落のリスクを受けやすい。
勝てない原因の多くは、**「トレンドを見極められていない」or「根拠が曖昧」**というケースが多いです。僕も初心者の頃はノリと勢いだけでポジションを持ちまくって、痛い目に遭いました。笑
2. スイングトレードで勝てない5つの理由
理由①:エントリー根拠がない
適当に「そろそろ上がるかな?」と感覚任せでエントリーする人、けっこう多いです。
僕も昔はチャートが上向いてるっぽいから買って、結果的に下落して絶望…みたいなことが頻発してました。
スイングトレードはデイトレと違って大きな値幅を狙う分、エントリー根拠の明確化が大切です。
理由②:損切りラインの設定ミス
スイングで負けが膨らむのは、損切りが遅れるパターンが多いです。
「きっと戻るだろう…」と祈って持ち続けると、かなりの確率でドカンとやられます。
機械的に損切りラインを決めて、そこにタッチしたら即撤退。これが徹底できないと厳しいです。
理由③:トレンドを勘違い
上昇トレンドだと思い買ってみたら、実は反転下落の始まりだった……みたいな経験ないですか?
スイングは基本的にトレンド追従がメインなので、日足や週足を確認して「明確な上昇/下降トレンド」が出ているかをチェックすべき。
勘違いでエントリーすると、含み損を抱えたまま地獄を味わうことになります。
理由④:一時的な上下動に振り回される
スイングだと数日保有するので、途中の小さな上下動でメンタルがブレブレになることもしばしば。
- 一瞬下がったら「ヤバい、損切りしよう!」と早まる。
- チャートがちょっと上がったら「今だ、利確しよう!」と焦る。
こういうメンタルブレは、せっかくの大きなトレンドを逃しがち。感情よりもルール重視で行動したいところです。
理由⑤:検証不足(改善できていない)
トレードで成長するには、過去の失敗や成功を振り返って分析する作業が必須です。
「負けた原因ってなんだろう?」
「エントリータイミングが悪い? それとも損切りルールが曖昧?」
こうした振り返りがないままだと、永遠に同じミスを繰り返します。
3. 勝ち組に近づくための具体策【4ステップでOK】
ステップ①:売買ルールを明確にする
僕自身、適当にやっていた時期は負け続きでした。でも、チャートパターンや移動平均線、サポレジラインなどの指標を組み合わせて「ここでエントリー」「ここで損切り」「ここで利確」と決めたら、格段に成績が安定しました。
- 例えば、移動平均線のゴールデンクロス+直近高値ブレイクを確認してから買う。
- 損切りは前回安値を割れたら機械的に決済。
こんなふうに「具体的かつ再現性のあるルール」を作りましょう。
ステップ②:リスク管理を徹底する
スイングトレードで大きく退場しちゃう人は、たいていレバレッジをかけすぎか、損切りができない人です。
- 1回のトレードで資金の1~2%以上の損失は出さない
- 損切りラインをチャート上で明確化して逆指値注文を置いておく
- レバレッジは「少しもったいないかな?」と思うぐらい低めに設定
個人的には、資金管理が全てだと思ってます。
ステップ③:相場環境認識を習慣化
スイングトレードは大きな流れを見誤ると痛い目に遭いやすいです。
- 週足・日足など長めの時間軸でトレンド方向をチェック。
- ファンダメンタル的に重要なニュースやイベントが近づいていないか確認。
- 「今はどういう相場局面なのか?」を日々整理する。
これだけで、変な逆張りをするリスクが減ります。
ステップ④:トレード日誌をつける
最後はこれ。結構地味ですが、最も効果的な方法。
- エントリー根拠、損切り・利確ライン、実際の結果を記録
- どうしてこの判断をしたのか、反省点は何か
- 勝ちトレードと負けトレード両方を振り返る
僕自身、振り返りが全然できてなかった頃は、同じ失敗ばかり繰り返していました。でもトレード日誌をつけるようになってから、「ここが甘かったな」「こう修正すればいいのか」など、改善点がハッキリ見えてきた感じです。
4. よくある質問【スイングトレード編】
Q. スイングトレードは初心者でもやっていい?
A. 全然OKです。むしろデイトレードよりも落ち着いて取り組みやすいです。とはいえ、短期間の急変動で大きく振られる可能性もあるので、最初は小さいロットで経験値を積むのが無難ですね。
Q. スイングトレードの利幅はどのくらい狙えばいい?
A. 人によりますが、リスクリワードが1:1.5~2以上ならOKかと。
例えば、損切り5000円なら利確は7500~1万円ほど。短期ではなく中期で保有する分、ある程度値幅を狙わないと割に合わないです。
Q. テクニカル指標はどれがおすすめ?
A. シンプルに、移動平均線 + MACD + サポレジラインなどが基本ですね。個人的には、それに加えてボリンジャーバンドを確認する程度。たくさん入れすぎるとゴチャゴチャして迷いが増えるので、シンプルが最強です。
5. まとめ
というわけで、今回は「スイングトレード 勝てない」という悩みについて解説しました。ポイントは以下の通り。
- エントリーと損切りのルールを明確にする
- リスク管理を徹底して、資金を守る
- 相場環境を日足・週足でしっかり把握する
- トレード日誌を活用し、常に検証と改善
スイングトレードは、デイトレほどパソコンに張り付かなくても利益を狙える反面、相場の急変動で思わぬ損失を被るリスクもあります。だからこそ、明確な売買ルールと資金管理が必須。
とはいえ、しっかり学べば安定したリターンを得やすいのも事実です。これを機に、自分のトレードを改めて振り返り、少しずつ改善していきましょう。
今回は以上です。では、良きトレードライフを。
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