インテル(INTC)半導体業界のプロセッサの支配者!

個別株

『インテル、入ってる』のフレーズで有名なシリコンバレーの巨人、インテル(ティッカー:INTC)の銘柄分析だ!

HIRO
HIRO

長期保有向け。安定してあなたの資産を増やしてくれる可能性が高い銘柄だ!

  • 『米国株を始めてみたいけど、どの銘柄を買えばいいのか分からない・・・。』
  • 『長期的に資産を増やせる株はどれなんだろ・・・?』

そういった悩みを解決する記事だ。

HIRO
HIRO

この記事を書いているワタシはサラリーマン投資家で米国株投資歴7年目。

ポートフォリオの8割を鉄壁の高配当の長期保有銘柄で固めつつ、ネクストブーム株を2割持って利回りをUP。

今年で資産は2022年末で大体5400万円ほど。

インテルの株価推移

S&P500のETF(米国市場平均平均)の SPYとの比較で見ても、2021年からの下落が大きく、ちょっと冴えないな・・・という印象を持つと思う。

HIRO
HIRO

しかし、長期で安心して持っていられる強さがある。

今のポイントは押し目(値下がっていてお買い得って意味だぞ)と捉えている。

なぜインテルが強い銘柄なのか?の説明をしていくよ。

インテルってどんな会社だ?

インテルIntel Corp.、ティッカー:INTC)は、1968年にカリフォルニアで設立され今も同州に本社を置く、半導体メーカーだ!

1981年までは、急成長を遂げるコンピュータ業界向けのメモリー・チップの生産を事業としていた。

その後、、自動運転車やサイバーセキュリティなど、いくつかのブームになっている技術トレンドに取り組んで最先端の水準に位置している。

IBMと提携し、2000年には『インテル入ってる』のフレーズと共に、パソコン用チップでお馴染みの企業になった。これはインターネットバブルで株価が急騰したころだ。

それから、サイバーセキュリティから始まり、現在では自動運転などのAI技術のプレーヤーへと進化をしてきていてる。

このように少しずつ軸足を移して事業構造の転換を図っているんだ。

インテルの業績

売り上げ営業利益ともに右肩上がりと言っていい。利益率はインターネット・バブルの影響もあって2000年近辺は上下が激しいが、2010年以降20%以上で安定し推移しているぞ。

利益率少し下がったと言っても25%という驚異的な数字。目安は15%だからね。

あのAPPLとほぼ同じ利益率。

キャッシュフロー

収益の伸びを反映して、営業キャッシュフローも安定的している。

HIRO
HIRO

フリーキャッシュフローは将来の成長のための資産を確保した後に残される現金のことだ。まぁ企業の血液みたいなものね。

フリー・キャッシュフローによって、企業は自己投資をして、配当を支払って、自社株買いを行うことができる。これは長期保有する場合に非常に重要な視点となる!

EPS

EPSは「1株当たりの当期純利益」。

当期純利益は、その期間中の売り上げからすべての費用を引いて残った、

「最終利益」

のことね。

このように、2018年にグッと上げて以降安定している。

2022年第一四半期の決算も良かった。

PER

PERは7.61と非常に割安な水準と言っていいね。

配当性

配当性は長期保有においてとても重要な要素。

インテルは1992年より配当金を出している。

配当額はこの10年間で2倍以上になっているぞ。配当金を支払うようになった1992年以降、減配はなし!

自社株買い状況

株主還元性として自社株買いをしているか?を見てみよう。

見て欲しい、この圧倒的な自社株買い状況。。

市場に出回っている株式数が少ないほど、株主への利益は大きくなるからね。

競争優位性を保っているか?

注目すべきは研究開発費だ。

特にテクノロジー系では継続的な成長のために研究開発費が重要だ。インテルは、好調な業績を背景に増やしつづけている!

長年にわたって研究開発(R&D)に多額の投資をしてきたため、マイクロプロセッサ業界では支配的な地位を維持している。(パソコンのCPUのことだ)

HIRO
HIRO

なんと、約8割以上だ!シリコン・バレーの支配者と言っていい!

まとめ

インテルは実はここ数年、半導体製造技術の問題で苦戦していた。競合のプロセッサ設計企業のTSMC(台湾積体電路製造)やサムスン・セミコンダクターなどに高度な半導体を製造する機会を与えてしまっていた。

HIRO
HIRO

だが、半導体の供給は世界的に不足している

これはコロナのパンデミックによって在宅勤務や巣籠もりからデジタル機器の需要が急速に世界的に押し上げられたからだ。

この流れに加えて、

  • 右肩上がりの業績
  • 潤沢なキャッシュフロー
  • 高い配当性
  • 競争優位性を持ち、業界の支配者であること

株価だけ見ても優良な銘柄かどうかは分からないもの。

株価に一喜一憂せずに長期的に持っていられる保守的な銘柄と言える。

HIRO
HIRO

最後まで読んでくれてありがとう!

良い投資を!

コメント

タイトルとURLをコピーしました