アッヴィ(ABBV)メガファーマ(巨大製薬企業)の一角!

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どうもHIROだ。今日は製薬会社の超高配当銘柄の解説だ。

最初に配当性について結論。

配当利回りは3.67%。今後の事業見通しがいい優良銘柄だ。

ウォーレン・バフェット氏が2020年に購入したことでも注目を集めた米国製薬会社大手のアッヴの銘柄分析をしていく。

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どうもHIROだ。今日は製薬会社の超高配当銘柄の解説だ。

現在は売却したとのことだけど、配当利回りは3.67%。今後の事業見通しがよく、長期的に資産を増やしてくれる可能性の高い銘柄だ。

この記事のキーポイント!
✓ コカ・コーラは60年連続増配。
✓ この配当支払いは、2022 年のフリー キャッシュ フローのほぼすべてを占めるほどの配当性の高い銘柄!

[記事の信頼性]

この記事を書いているワタシはサラリーマン投資家で米国株投資歴7年目。

ポートフォリオの8割を鉄壁の高配当の長期保有銘柄で固めつつ、ネクストブーム株を2割持って利回りをUP。

資産は2022年末で大体5400万円ほど。

アッヴィってどんな会社?

Abbvie(アッヴィ)は、イリノイ州に本社を置く、製薬企業だ。

75か国以上の国で30,000人の従業員がいて、日本にも拠点がある。

収益(売上高)は約3.5兆円。日本の業界最大手の武田薬品工業の収益が約2.0兆円なのでいかに規模が大きいか分かると思う。

アッヴィの主力となる医薬品は、関節リウマチ治療薬「ヒュミラ(HUMIRA)」だ。

この薬はリウマチ治療薬として承認された後、免疫治療薬としても効果があることが分かり、売り上げが爆上げになった薬。

乾癬やクローン病、潰瘍性大腸炎といった難しい病気に対して世界中で使われて、現在では世界一売れている医薬品・・・!

アッヴィの株価推移

2018年~2019年に下落していたけれど、その後は上昇。

S&P500のETF(米国市場平均平均)との比較ではこうだ。

2021年はS&Pと比較しても最近はアンダー気味だったものの、不況に強いヘルスケアセクターと言うこともあり、年初来から買われていた

年初からの株価推移をSP500と比較するとこんな感じだ。

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SP500が‐20%に対して、今年の厳しい相場で+15%近い。いい成績だね。

過去は、ABBVの株価は、2018年1月には120ドル台を付けていたのにその後に一転して下落トレンド、19年8月にはなんと65ドル台までと、最高値から5割近く下落

これはヒュミラに依存した収益構造と多額の借金が理由。

一つの薬に依存していることは、後発薬との競争によって将来の収益の悪化が予測されるので投資家から売られたんだよね。。

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しかしその後再び上昇トレンドになっているね。

この理由を解説する。

アッヴィの業績

売り上げは右肩上がり、利益率は驚異の20%越え。

このあと説明していくけれど、売り上げは収益構造の改善によるもの、2020年の利益率の低下はそのための投資が影響している。

キャッシュフロー

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ABBVのポイントはこのCFだ。

ABBVはいくつかの医薬品で今後新薬または既存薬の適応拡大という形で5つの新たな承認を受ける可能性があるんだ。

その内の一つ、『リンヴォック』は、

  • アトピー性皮膚炎
  • 乾癬性関節炎
  • 強直性脊椎炎

という3つの疾患に対して処方可能となる。

他には片頭痛を予防する『アトゲパント』

老眼治療薬のAGN-190584も承認が見込まれている。

配当性

配当額の推移。

僅か5年程度で2倍以上の配当になってる・・・!

2020年も10%を超える増配率。

利益率が落ち込んでいても増配を続ける配当性の高い企業と言っていい。

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業績予測を良く見ておけば高配当銘柄として候補の一つだ。

支払い回数、年の回数 4.0
支払いの安定性 (過去5年)100 %
支払いの成長の安定性 (過去5年)100 %
配当成長率 89.2 %

EPS(一株当たり純利益)

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右肩上がりで問題なし!

自社株買い状況

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2020年に発行数を増やしているモノの、株価が堅調に推移しているので問題ないだろう。

今後の成長性は?

結論から言うと、非常に高い成長性が見込まれる。

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まず2019年までの下落要因を詳しく話そう。

アッヴィのベストセラー医薬品であるヒュミラは、元々関節リウマチとして開発をされて、実は2016年に特許が切れている・・・。

当然こんな稼げる薬を他の製薬会社が放っておくはずはなく、他社が同様の効果を持つ薬を作ってきている。

先に発売されたバイオ医薬品と同等の効果や安全性が確認された、バイオ・シミラーという薬品が他社で開発されていて、2023年から発売される予定。

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バイオ・シミラーはジェネリックとは違う。ジェネリックは成分が全く同じ薬なので効能や安全性も全く同じ。

バイオ医薬品は全く同じ構造を作るほぼ無理なので、技術を利用した「同じような」効果がある医薬品の事だ。

アッヴィの収益の6割をヒュミラが占めていて、2023年には他社が同種医薬品を販売してきては収益の激減は避けられない。だから将来性がないとして株価の下落を招いていたんだよね。

しかしもちろんアッヴィは時間をかけて対抗策を練ってきた。

アラガン(Allergan)の買収

2019年にアイルランドの製薬会社大手のAllergan(アラガン)を買収。

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アラガンはドライアイ治療薬やしわ取り薬で優位性を持っている企業。

アッヴィが収益構造として持っていなかった分野をアラガンの持つ医薬品で分野を広げることで収益の増加とヒュミラへの依存度を下げたと言うわけだね。

この買収によりヒュミラへの依存度は60%から、40%に下がったと言われている。

た当時のアラガンの株価に45%上乗せした金額で買収すると言うかなり驚きの金額をかけた買収だったが、アッヴィにとってはアラガンはそれほど将来的に必要な医薬品と製薬技術を持っているということ。

ヒュミラの適応対象を拡大

ヒュミラは関節リウマチの薬として開発され、アッヴィのエース薬品となったわけだが、その後他の病気にも効果が高いとか分かりどんどん対象の病気が広がってきている。

その分売り上げが倍増していき、業績に反映されると言うわけだね・・・!

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例えば、2021年の2月小児潰瘍性大腸炎の治療薬として承認された。

更なる新薬の開発が順調に進んでいる

ヘルスケアセクターは長期的に成長が見込める。

2022年も数多くのの臨床試験が完了する見込みだ。

前向きな結果が複数出るはずなので、株価の上昇が見込まれる。

まとめ

シーゲル教授も言っているけど、ヘルスケアセクターは全セクターの中で最も高いリターンを出している。

S&P500平均は10.85%に対して、ヘルスケアセクターは14.19%・・・!

コロナのような病気の蔓延や、先進国の少子高齢化が進む中ではやはりヘルスケアセクターの将来性は高いと考えてよい。

まとめ

  • ヒュミラへの依存度を下げるための投資を行っている
  • ヒュミラの適応を大きく広げることで収益の改善が進んでいる
  • 配当利回り6%台という高い配当性と株主還元性の企業である
  • 競争優位性を持ち、業界の支配者であること

ドル高と景気低迷が株価を圧迫しているので、強いドルが短期的に全体の売上高を抑える可能性が高いけれど、長期目線ではかなりお買い得な状態と言える。

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最後まで読んでくれてありがとう!

ABBVは高配当投資をする場合にはポートフォリオに追加検討する価値は十分にあり!!

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