今回は、初心者の人に向けて個別株投資をする場合の基本的なルールについて書く。
この記事のポイント!
- 『個別株で株式投資をするときの基本的なルールがあるなら知りたい』
- 『損せずに設けるためには何に気を付けたらいいのかな・・・?』
そういった悩みを解決する記事だ。
[記事の信頼性]
この記事を書いているワタシはサラリーマン投資家で米国株投資歴7年目。
ポートフォリオの8割を鉄壁の高配当の長期保有銘柄で固めつつ、ネクストブーム株を2割持って利回りをUP。
資産は2022年末で大体5400万円ほど。
さて、それでは説明していこうか。
個別株の銘柄数は10から15ほど持つこと。
所有する株式はある程度の数多く持って分散効果を持たせることが大事。
銘柄数は最低でも10持つこと。15までが目安だけれど、これは余り数が多くなると管理がしにくくなるから。管理できるとしても25まで、と覚えよう。
分散の意味でも、ただやみくもに高配当銘柄を10以上持てばいいと言っているわけではないよ。
米国株投資の世界では、業種やテーマが似ている企業を「セクター」というグループで分ける。
同じセクターに分類される企業は、同じ外的要因の影響を受けやすいので、株価が同じような動きをしやすい。
S&P500連動のインデックス投資は、あらゆるセクターを含んでおり、「分散」を行うためにこのセクターを分けるということが投資において大切だ。
個別株で分散を行う場合にはこのようにセクターを分けるということを意識する。
ここから、社会動向を踏まえて、成長しやすい確固たる理由を持った銘柄をセクターが偏らないように投資することで、投資の効率をあげることができるという訳。
永続的な企業の株を、5年以上保有する計画を立てること
投資についての歴史研究から、保有期間が長いほど、長期投資家としてお金を稼ぐ可能性が高いことがわかっている。
この重要な原則は良くよく理解しておいた方が良い。
その証拠に、米株市場の過去200年の歴史が、
「17年以上株式を保持運用すれば元本割れしていない」
と言うことが分かっている。
他の記事でも書いてるけど、本当に重要なことなので何度も言うよ。
このように、数年の短い保有期間であれば資産が大きく減ることもあれば、大きく増えることもあるけど、過去200年の間、どのタイミングで投資を始めたとしても、17年以上保有を続ければ元本割れすることはない、つまり資産は必ず増えるという結果になっている。
長期保有をすることが資産運用に効果的と言う一つの証明になっている。
歴史的に見て、保有期間を長くすると、利益を生み出す可能性が劇的に高まるのだね。
期間が短いほど、ランダムなコイントスのようになるからね。
しかし、長期的に保持することをいとわないこのブログの読者のような長期志向の投資家にとっては、投資の結果が時間の経過とともにランダムではなくなる。
ポートフォリオに”現金”を追加する
現金の貯蓄も定期的に行うことが大切。
現金よりも株式の方が利回りがよいから投資するに、なぜ貯蓄を進めるのかと言うと、
投資チャンスが訪れたときに別の株を売る必要なしに、買えるから。
つまり、貯蓄の目的は、市場で暴落が起きたときに積極的に買いに行くための資金。
市場の下落は優良株を割引価格で購入する絶好の機会ということ。
株式市場の下落に備えること
相場の歴史を見て思うのは、投資家は心構えとして、
平均して年に1回は市場全体で10%の下落がある可能性が起こりうる、ということ予期しておくべき。
また、4〜5年ごとに20%の下落がある。
さらには 30%から40%のショックは、約10年間隔で発生する。
長期的には伸びてくけど、短期ではそのくらい下がることがあるということを理解して心構えをしておくってこと。
これについては、こちらの記事でも書いている。
モンテカルロ法で稼ぐ!S&P500の平均リターンって信用していいの?
長期的なリターンを最大化するためには、投資家はそのような困難な時期を乗り越えた優良な企業に投資することが必要。
もうこれは歴史的な証明。
途中でそういった勝者の銘柄をどんどん追加購入できればさらに良い。
してはいけないことは?
ここまでで一般的に勧められるアクションを説明した。
ここからは、絶対に避けるべきことを見ていく。
ポートフォリオの銘柄数が10未満
購入する銘柄が10未満の場合、十分に分散されていない可能性がある。
ほんの数株のポートフォリオは、資産として非常に不安定。
少ない銘柄だけを持っているということは、利回りが非常に大きくなって短期間で資産を築ける可能性がある一方で、株式投資の歴史的観点で言えば、資産を大きく落として株式市場から退場されられてしまうリスクも大きくはらんでいるよ。
資産を増やすこと以上に、減らさないことはもっと大切。
そのために分散投資をすること。個別株投資家は最低でも10の銘柄を持つことをお勧めするよ。
短期的な利益を目指しすぎないこと!
短期的な株価の変動にばかり気を取られていると、価格変動に過剰に反応してしまう。
つまり、潜在的な優良株を誤った時期に売却してしまうリスクがあるということ。
企業の長期的な成功に期待して投資することが大切!基本はね!
すべての資金を株式に投資しないこと
資金のすべてを株式にのみ投資してしまうと、株式市場が大きく落ち込んでいるような時期に銘柄を売却せざるを得なくなる可能性がある。
それは本当に最悪の状態なので、気を付けてほしい。
2022年の下落相場でたくさんの市場退場者を見た。
正しくマインドを持って、ポートフォリオを組んでいれば明るい将来があったのに・・・と思うと気の毒でしょうがない。
株を買うためにお金を借りないこと
株式に投資するためにお金を借りるってのはあなたをよほどの条件がそろわない限り、非常に危うい。
借金をして、それを返す期限が決まっていて、そのときに相場の大きな下落に合ってしまったら・・・?長期的には成長することが分かっていても、そこまで返済期限は待ってくれないかもしれない。
そんなリスクを冒してはいけない!
それはギャンブル。投資じゃない。
ペニー株は買わないこと
ペニー株とは、1株あたり5ドル以下で取引される超小型株のこと。
これは、将来のアマゾンやアップルになるかもしれない・・・と会社がごく小さいうちに大きな資金をいれておく投資のやりかた。
確かにアマゾン株を、10年前の格安状態で1000万円買っていたら・・・と考えたらよだれが出てしまうけど、どんなにエキサイティングに見えても、ペニー株には手を出さない方がいいよ。
米国の株式市場の規制当局も繰り返し警告しているけれど、
1株あたり5ドル以下で取引される「ペニー株」に大きな資金を投じることは非常に危険。
そういった小さな会社で、投資先としてブームになるものは非常に投機的。
つまり情報操作されていることが多く、大抵の場合一時株価が上がった後に無価値になっているんだよね。
持っているすべての株の価格が上がることを期待しないこと
持っている銘柄の株価が下落しても、長期的な投資を怖がっちゃダメ。
どんな素晴らしい投資家であっても、例えウォーレンバフェットでも持っていた株が将来性を失い、売却したことはある。
おおよその目安として10の株式投資ごとに6~7の銘柄が上がることで、Totalの利回り10%を達成できれば素晴らしい結果。
という意識でいよう!
最後まで読んでくれてありがとう!
この記事が役に立つと嬉しい。
あなたが世界で一番幸せになりますように。
ちなみに私はLINEもやっており、より時事的な情報を発信している。(HIROフキンと言うアカウントだ)
内容は、
- 経済や株式相場を超分かりやすく解説
- 初心者向けの投資戦略や投資マインドについて
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