みなさんは株式投資でどれくらいの利益を得たいと思っていますか?
年間の利回り20%上げていたら超強者の株式投資ですが、仮に20%の利益で稼げていても、毎月25%の利益を挙げられてる人はいません。
ご存じのように株式相場は上下しますし、調子よく結果が出る時もあれば悪いときもあります。
強い銘柄を淡々と買い続ける積み立て投資法はリスクが少なく、長期的には資産を増やすことが出来るので万人にお勧めの投資法です。
でも、これは10年、20年という期間がかかります。
長期投資は利上げやウクライナ戦争などの外乱に振り回されて中々利益が大きくならない期間が長くて、やきもきしますよね。。
一方短期投資ならこんな相場でも利益を上げていくことが出来る。
「もう少し早くお金持ちになりたい・・・。」
本手法はそのように思っている人に向けた投資法になります。
その名も「値幅を取る投資術」です。
これは短期的な株価の安値と高値の間の利益を取るということです。
安値で買って、高値で売る。
それが出来れば誰も苦労しないよ・・・。
そう思いましたか?
でも実は誰でも短期間であれば、安値と高値を見極められる方法があるんです。
私が行っているのは、数日から数週間の短期トレードです。
いわゆるスイングトレードというモノです。
投資初心者の中には、短期投資に興味があるけれど、やりかたが分からず中々手が出せない・・・。
こんな人も多いと思います。
特に、いくつかある短期投資のやり方の中でどれが良いのか。
スイングトレードって?短期投資って色々あるけどよく分からないって人のためにも最初から丁寧に解説していきます。
- スイングトレードとは
- 他にも短期投資の方法はあるみたいだけど?
- スイングトレードのメリットって?
- 相場が悪くても、利益が出せる。
- 株価をずっと見ている必要がない
- 中長期投資よりも早く利益が出せる
- 少ない資金で大きな利益を出しやすい
- 取引回数が少ないから手数料が抑えられる
- スイングトレードの2つのデメリット
- 損切りが難しい
- 手数料コストが高い
- 本投資法の特徴
- 株価の勢いを読む!
- その銘柄は今、売られすぎか?買われすぎか?
- ボリンジャーバンドとRSIストキャスティクスの2つで買いタイミングを判断しよう!
- 何を買えばいいのか??
- いつ買えばいいのか?第一弾
- いつ買えばいいのか?第二弾
- 損切りルールについて
- 1回の取引でとるリスクに対して、どのくらいの利益を狙うか?
- 売りのタイミング
- まとめ
- チャートツールの設定の仕方
- 銘柄はどのように選んでいけばいいのか?
- 歴史的な大暴落にも法則性がある
- おわりに
スイングトレードとは
2,3日から数週間の短い期間で売買を進めるトレード手法のことをスイングトレードって呼びます。
中長期的な視点よりも、短期的な利益が出た時に株式を売却して利益を確定させるのが一番のPoint。
中長期投資はその銘柄の財務やビジネスモデルなどのファンダメンタルと市場全体の動向をみて投資します。
一方、スイングトレードは、テクニカル指標やチャートなどを重視します。
「テクニカルチャート・・・難しそう・・・。」
そう思いましたか?
いえいえ、全く難しくないですからね、誰にでもわかるように丁寧に解説していきますから心配しないでください。
他にも短期投資の方法はあるみたいだけど?
短期投資って「デイトレード」って名前をよく聞きますよね。
短期投資には他にもスキャルピングというものもあります。
整理してみましょう。
違いは「保有期間」です。
- スイングトレードが数日から数週間
- デイトレードは1日
- スキャルピングは数分
それぞれ利益の大きさや取引回数に差があるので、下にまとめました。
余裕期間の違いから、取引回数と狙える利益が違ってきます。
スイングトレードのメリットって?
それでは、どれがおススメなのか?
基本的にスイングがお勧めです。もちろん私自身も普段からスイングやってます。
本業がある人は画面に張り付けないのでスキャルピングはそもそも不可。
米国株を対象にするなら夜中ですし。
スイングは1日で利益が出ないけれど、中長期的な投資方法よりはずっと早く結果が出るって点が魅力。他にもメリットがたくさんあるから解説していきますよ。
最初にメリットをまとめておくと、
- 株式相場が悪くても、利益が出せる。
- 画面に張り付く必要がない(=米国株投資でもできる)
- 中長期投資よりも成果が出るのが早い
- 少ない資金でも大きな利益を出しやすい
- 資金効率が良い
それぞれのメリットについて、詳しく解説していきます。
相場が悪くても、利益が出せる。
長期投資をしていると2022年のような弱気相場では利益が出にくいです。
もちろん、長期投資は5年、10年というスパンで考える投資なので気にする必要はないのですが、相場が悪い期間と言うのは長いと数年続くこともあるので含み益が増えていかず、フラストレーションがたまるものです。
スイングトレードは中長期的な投資と比較すると、
相場全体が調子悪くても利益を出しやすいのが特徴の一つ。
株価が高止まっていたり、または下げ止まっていても利益を上げることができます。
株価をずっと見ている必要がない
スキャルピングは取引を数分単位で行うので、本当に画面と睨めっこしている必要がある。
刺激的で楽しいという面はありますが、米国株は取引時間が夜中だから寝てる時間ですし、
日本株であってもこれまた本業の時間中に株価をずっと見ているわけにもいかないよね。
専業トレーダーだけができる手法と言っていいです。
デイトレードは1日単位だからサラリーマンでもできるけど、それでも毎日かなりの時間を取引や情報収集に取られます。
家事やちょっと目を離した時に株価が変動し、タイミングを逃してしまう危険性があるので、株価のこまめなチェックはどうしても必要。。。
それに対してスイングトレードは取引回数が少ないし、1日中画面に張り付いていなくても問題なし!
本業を持っていたり、主婦の人で日中忙しい人が長期投資よりも利益を短期に出す方法としておススメな方法です。
でも、スイングトレードなら、株を買ってから売るまでに数日の余裕があるから、1日に何度も株価をチェックして取引をするって必要がない。
中長期投資よりも早く利益が出せる
スイングトレードは数日から数週間での取引が前提。
なので、数か月~年での運用が前提の中長期投資よりも早く成果が出ます。
この短期で利益が出るって点は、かなり刺激があるので投資を続けていくモチベーションも保つ効果も高いんですよね。
少ない資金で大きな利益を出しやすい
スイングトレードは、長期投資に比べると小さな価格変動を利益として取っていく手法。
市場の動向に左右されない分瞬間的な利益を上げやすいです。
だから少ない資金であっても利益を出しやすくて、小さな値幅を積み上げていくことで利益を出していきます。
もちろん、資金を投入すれば一度に大きな利益を出すこともできますが、
基本的にスイングトレードでは
「小さな利益を積み上げていく」
という姿勢が大切になってきます。
取引回数が少ないから手数料が抑えられる
今言ったように、スイングトレードを含む短期投資は小さな値幅を積み上げていくことで利益を高めていく手法。
だから、売買の回数が多いとその分手数料がとられてしまうので一回一回の利益が目減りしやすです。
その点、スイングトレードはデイトレードやスキャルピングと比べると効率が良いって言えます。
結構これは重要なポイント。
大きな資金を投入してやるなら帳消しにできますが、我々は個人投資家。
基本的に一回一回の短期投資に大きな資金は入れない方がよいです。
手数料が積み重なっていくとせっかく利益が出ていても手元に残らなくなってしまいます。
スイングトレードの2つのデメリット
メリットについてはご理解してもらえたでしょうか?
でもメリットがあれば、当然デメリットもあります。世の中そういうモノですよね。
そこもきちんとお伝えします。
ですがきちんとそのリスクへの対応法はあるので心配はしないでください。
デメリットは以下の2つです。
スイングトレードのデメリット
- 損切りが難しい
- 手数料コストが高い
損切りが難しい
スイングトレードは短期投資なので、為替の急な変動や、海外の政情の変化などによって株価の下落が急に始まったりします。
長期投資ではいずれ回復するからと放っておけばいいのですが、短期投資はそんなときは一旦売却をする必要も出てきます。
スイングトレードは数日から数週間単位で取引を行う方法ですから、
買った株式を長期的に手元に残しておいては、スイングトレードは成立しなくなってしまいますからね。
スイングトレードの資金が無くなっちゃうってことです。
損切はその判断がちょっと難しいんですが、損切のルールを自分の中に持って行っていれば損失の拡大は抑えられます。
このコンテンツで損切りのルールもきちんと解説しますから大丈夫ですよ。
手数料コストが高い
スイングトレードの手数料はデイトレードやスキャルピングといった短期・超短期取引と比較すると低く抑えることができます。
でも、数ヵ月や年単位取引の中長期取引と比べるとどうしても取引手数料のコストは高くなってしまうんですよね。
売買回数が多くなるから当たり前ですが。
この点は、利益をきちんと出せれば相殺できます。
本投資法の特徴
株価は上下を繰り返しています。
この上昇しているトレンドの銘柄を見つけて、その上昇トレンドが終わる前に売る。
そういった手法です。
このくらいの短期間であれば、安値と高値を見つけて判断することはそんなに難しくないんです。
さて、ここから具体的なノウハウに入っていきます。
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